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其ノ貮

(この記事の下にある一を先にお読み下さいませ)

一人の男の姿を脳裏に思い浮かべながら、書いていました。
彼の名は――ジェイソン・ボーン。

…。

ジェイソンといえば、もうすぐボーン・レガシーが公開されますね。
多分見に行くので期待。
そう、先日公開されたトータル・リコールもこんな感じですね。
襲われて、無意識で戦闘をして、自分の失われた記憶を求め…。
この手の話は結構多いですよね。
そう、そういえば予告編にちらりと出てくる白いスーツ着た兵士っぽい人…
あれ、スターウォーズに出てくる…なんだっけ、クローントルーパー?に似てませんか。
予告見た時、タイトルが出るまで、なにこれスターウォーズのリメイク?って思ってました。
そうそう、映画と言えばアベンジャーズの公開今日ですね。
アイアンマンはⅠもⅡも見て、結構面白かった覚えがあるんですが、
今回のは予告は見てませんが、パンフがあんまり面白そうじゃない…。
まあそれはいい。

さて臨場感緊迫感を私に求めるのは酷というもの。
でも冗長な感じをもう少し…。
なんだろう。丁寧すぎる…というより起きた出来事の羅列になってしまってるというか。
それに同じ事を別視点で繰り返してるのが…。
始終剣劇です。飛ばしてください。
追記に。


病室の扉が音もなく小さくあいた。人が一人、するりと滑り込んでくる。
アイはその人間からなんとなく嫌な気配を感じ、倒しかけていた体を戻した。
こんな時間に、誰が何のよう?
月明かりも届かない暗がりで、ぼんやりとしたシルエットしか見えないが、どうやら男のようだ。
アイは警戒しながらたずねた。
「誰ですか?」
男は何も言わず右手を上にあげかけ――たと思った時にアイは動いていた。
男が右手に握るものが銃だと認識したからだ。いや、『アイ』は認識していなかった。
それは、その体に宿る今は忘れられた『誰か』の記憶――。
ベッドから入り口まで2メートル弱、アイは後ろ足でベッドを蹴り飛び出した。
暗闇で表情は分からないが、男の全身が強張るのを感じた。
一歩、二歩で間を詰め、銃口がアイを捉える前に、銃を持つ男の手に手刀を叩きこむ。
が、男は怯んだ様子も見せず素早く左手を振るう。闇を切り裂く鋭い気配を感じて、アイは仰け反った。
一瞬前に彼女の顔のあった辺りを黒塗りのナイフが過ぎ去る。
アイは回避の動作からそのまま床に倒れこみ、間を置かずその体勢で蹴りを放った。
銃を持つ手を狙ったその蹴りは銃にはあたらず――しかし銃身に当たった。銃が男の手をすり抜けて落ちる。
それを空中で掴みながらアイは体を起こそうとし――ナイフを喉に突きつけられ、止まる。
同時に、アイは銃口を男に向けていた。


グランは扉の前に立ち、部屋の中の気配を探った。
……一人だけのようだ。対象のエルセだろう。目を覚ましているな……。
グランは内心で舌打ちした。
騒がれると面倒だ。一瞬で片を付ける。
扉を細く開け、彼は中に入った。
ベッドの上で体を起こしこちらを見つめている少女――グランが数日前にも捕縛しようとし、
失敗した彼女が、夜の病院という状況を配慮してか小声で言った。
「誰ですか?」
その答えは銃弾です――とか考えつつグランは銃を向けようとし、
そして即座にそれに反応したエルセの動きに、自分の考えが間違っていたことを悟った。
直接渡り合うのはこれが初めてだったが、数日前に狙った時、あの状況であんな対処をする金髪の少女に、
グランは畏怖さえ感じた。
それに、それ以前からも強化改造を施された戦闘人形の少女――エルセの名は伝え聞いていた。
だから本来なら油断をする余裕など微塵も無い相手なのだが、
記憶を失っている今はほとんど無力だろうと、そう思っていたのだ。
だが、一瞬で距離を詰め、全く無駄のない動きでグランに手刀を叩き込んだ彼女は、そんな甘い考えを許さない。
エルセが躱すことを見越した上で、グランは左手に握ったナイフを薙いだ。
回避したエルセは彼の読み通り体勢を崩す――しかし彼女はそのまま反撃に転じてきた。
グランはその蹴りは、身長差の作用か、不安定な体勢のせいか、自分の手にはあたりそうに無い、と判断した。
それで彼は一瞬、銃を握る右手の力を緩めてしまっていた。
予測通りエルセの蹴りはグランにはヒットしなかったが――銃を掠めた。
慌てて掴もうとするも遅く、銃は滑り落ちた。
エルセがそれを掴んだ事を認識するより早く左手を動かし――。

グランのナイフはエルセの喉に突きつけられ、彼女の銃口はグランの腹に押し付けられている。
エルセに覆いかぶさるような、前かがみの体勢で固まって、動けない、とグランは思った。
エルセを殺すことはできないし、仮に彼に下された命令が暗殺だったとしても動くことはできない。
銃の当てられた場所は腹――それも脇の脇の方であり、相打ちは叶わないとわかっていても、
グランが動けばエルセは引き金を引くだろう。
その銃弾が殺戮を目的としたものであったら、撃たれるのを覚悟で動くこともできただろう。
しかしそれは麻酔銃だった。それも強力な。
――エルセが捨て身のつもりで撃ってきた時は私の負けだ。急いで策を考えねば……。
これだけの思考をグランは一秒で終えたが、次の瞬間にはそれは無駄になった。
エルセはあっさり押し付けていた銃口を離し、その手をナイフを握るグランの手に叩きつけた。
素の拳で殴られるよりも、重い衝撃がナイフの切っ先を逸らす。
グランがふたたびナイフを動かすより早く、エルセの構えた銃口が彼の眉間を捉えていた。

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